1. 日本酒

  2. 温めて飲むお酒

  3. 冷して飲むお酒

  4. 常温で飲むお酒

  5. いろいろな飲み方で楽しむお酒

  6. 城陽酒造のお酒

  7. 青木酒造のお酒

  1. Joyo Shuzo Co.,Ltd. (English)

  2. Aoki Shuzo Co.,Ltd. (English)

  3. 青木酒造

  4. 城陽酒造

  1. カツオのたたき

    鰹のたたき

  2. ヨーグルトと梅酒

    梅酒ヨーグルト

  3. 茄子の漬物と日本酒

    水茄子の浅漬け

  4. エビの頭と日本酒

    海老のあたまの素揚げ

  5. サバと日本酒

    鰆の西京味噌焼き

  6. トマトと合う日本酒

    冷やしトマト

  7. ウインナーには日本酒

    粒マスタード

  8. サンドウィッチにも日本酒

    野菜サンドイッチ

  9. ビワと日本酒

    琵琶

  10. トマトと日本酒

    完熟トマト

  11. エビチリに日本酒

    海老のチリソース

  12. きな粉と日本酒

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  5. 第27期日本酒基礎講座、終了しました!

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歴史、そして"山城國"水

明治28年(1895)創業の老舗酒蔵。

京都府南部に位置する山城地域にて金融業を営む島本家の分家として、文政のころより酒造りを少量ながら手がけておりました。1895年10月「島本酒造部」を組織し、現在の酒蔵を新造して本格的に酒造りを家業として始めました。
その後4代を経て技術の研鑽に勤め、戦後の苦難な時代を越え、1973年に「城陽酒造株式会社」を設立いたしました。
過去城陽酒造では、現在の10倍ほど(約4000石)の生産量があり、ある程度大きな仕込みにて醸造したお酒を主に大手酒造会社へ未納税酒として販売しておりました。しかしながら、なかなか自社ブランドを確立する事ができずにおりました。その状況から脱却するため、前社長が30年ほど前に「自社ブランドの確立・目標とする酒質を追い求める」という、目標に向けて、全ての未納税酒をやめるという大英断を下しました。
当然生産量は大幅に減少しましたが、酒造りの原点である「原料へのこだわり」「手造り」「小仕込みによる醸造」などの手間ひまを惜しまない特定名称酒(普通酒以外・本醸造酒以上)中心による自社ブランドだけの醸造をスタートしました。
2018年現在、自然豊かな土地、城陽の地酒として飛躍する事ができるように社長の島本稔大以下従業員数10人、平均年齢30代の若い小規模蔵として、歴史と伝統に育まれた酒造りを新たな感覚を研ぎ澄まし、毎年課題を持った取組みを行い「料理を引き立て
飲み飽きしない京の食中酒」を追い求めチャレンジし続けております。

日本酒の80%以上は水です。水の品質はその風味を決定するのに非常に重要な個性となります。醸造に使用される水は、飲料水よりもはるかに厳しい基準があります。
例えば、「鉄含有量は、飲料水で許容されるレベルの10分の1未満でなければならない」など。
京都府は伏見や洛中を中心に良質な水に恵まれた土地です。城陽酒造が位置する京都府南部山城地域は非常に優れた地下水に恵まれた土地で、我々が理想とする料理に寄り添うクリアで飲み飽きない酒質に仕上がります。
城陽酒造の仕込水は木津川の伏流水として、自社の地下100メートルから汲み上げた品質、水量とも に素晴らしい超軟水(硬度約18㎎ /㍑)となります。 蔵では現在も水道水を必要とせず、全ての作業にこの仕込水を使用しております。

米の可能性

全量“酒造好適米”使用!
~米の可能性~

城陽酒造では、全ての醸造を酒造好適米といわれる酒造り専用のお米を使用しております。
酒造好適米は食用米よりも非常に高価なものですが、追い求める酒質の更なる向上の為、このこだわりは変えられません。
その中でも酒米の王として知られる兵庫県産「山田錦」、京都を代表する酒造好適米の京都府産「祝」、酒造好適米として評価の高い「五百万石」を使用しております。
さらにより高品質な酒米を求め、2016年からは、兵庫県神崎郡市川町の酒米農家である前川様との山田錦契約栽培をスタートし、安心安全で素晴らしい酒米をご提供いただいております。
今後は京都府南部山城地域の環境や特性を活かした米による酒造りを生産者と共に思い描いて取り組んで参りたいと考えております。

新鮮熟成

全ての特定名称酒を‐5度から5度の冷蔵庫で瓶貯蔵による管理

城陽酒造では、お酒本来の旨味やキレイな酸、キレ味を追及する為、特定名称酒は全て無濾過・湯煎による瓶燗火入れ・冷蔵瓶貯蔵を行います。
本来、搾りたての日本酒には発酵時に生じる炭酸ガスが少量ですが含まれています。その新鮮さを表現するために搾った日本酒はなるべく早く、無濾過のまま瓶詰する事を心がけています。そして火入れは細やかな温度管理ができる湯煎による瓶燗火入れを一度のみ行います。火入れは機械で行えば約3時間で終わる作業が手作業で3日ほどの大変な作業となります。この2点のこだわりにより、抜栓した時のフレッシュな味わい、抜栓後の酒質のまとまり感や、伸びしろが生まれます。
火入れ酒であっても品質管理を怠れば劣化は免れません。蔵では全ての特定名称酒を‐5度から5度の冷蔵庫で瓶貯蔵による管理をする事により、超新鮮な熟成をテーマとし表現しています。
理想とするお酒の為に、手間ひまや費用を惜しまず、ボトリング~貯蔵~出荷におけるまで全ての工程を最大限の品質管理のもと出荷いたしおります。

挑戦

現状に満足せず日々挑戦!

こだわりの酒造りは10月から3月にかけての酒造期だけの寒仕込 み。その間、40年以上のベテラン古川杜氏を中心に約5名の若い蔵人が、毎日早朝3時ごろから、ほぼ手造りで行っております。
酒造りは原材料と酵母やこうじ菌などの様々な生き物が融合して造られます。
醸造中は刻一刻と状況が変化し、昼夜を問わず管理する必要があります。城陽酒造では、機械や数値だけに頼るのではなく、自分たち の目で、手で、頭で考え、醪と向き合い、追い求める酒質の為に細
やかな配慮で日々作業を行っています。
高品質な酒造りの為、大きな仕込みは一切行わず、全ての醸造を小仕込み(1トン未満)で行い丁寧に醸造しております。上槽の際には、お酒にストレスをかけすぎないよう、ギリギリまで調整し、搾り効率は悪くとも、より上品で雑味のないクリアな酒質を目指しています。
歴史と伝統に育まれた酒造りを継承しつつ、飽くなき探求心を持ち、現状に満足せず、我々の思い描く酒質の為に、毎年課題を持ち、挑戦し続けています。

蔵概要

コンセプト

「美感遊創 (びかんゆうそう)」
意味:美しく感性に訴えるところがあり、遊びがあって独創性をもっているもの
※城陽酒造では、この考えを理念とし、全てに取り組んでおります。

酒質目標

米本来の味わいを残しつつ飲み飽きしない食中酒
開封後のフレッシュな味わいと抜栓後、飲みきるまでが味わいのピークである事

日本酒取り組み内容一例

  • 酒米:全て酒造好適米を使用し精米歩合は30%~65%
    使用品種:「山田錦」「祝」「五百万石」
    産地:山田錦(兵庫県、一部契約栽培)・祝(京都府)・五百万石(京都府)
  • 仕込み:白米700k~1000㎏までの小仕込みのみ
  • 瓶詰:上槽後はなるべく早い瓶詰め。(最低でも1週間以内)
    (生原酒及び火入れ酒共に全量「無濾過」)
  • 火入れ:一回のみの湯煎による瓶燗火入れ
  • 貯蔵:冷蔵瓶燗後、(-5度~5度の冷蔵庫にて瓶貯蔵)
    製造石数:約500石(1.8L瓶換算本数、5万本)

会社情報

〒610-0116 京都府城陽市奈島久保野34-1
TEL:0774-52-0003 FAX:0774-55-5552
E-mail:info@joyo-shuzo.co.jp